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今回はDC5前期型のフルリフレッシュレポートです。

現在の走行距離が16万kmを超えたこともあり、運転していて各部の経年劣化を感じる様になって来たけど

「とても気に入っているので今後10年先まで永~く大切に乗っていきたい!」というオーナーさんの強い気持ちで、

エンジンを始め、ミッションやサスペンションなどトータルでメンテナンスをすることになりました。

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作業の前に試乗をして先ずは現状の把握です。もちろん安全第一、制限速度の範囲でね。

それほど速度は出さなくても大丈夫、エンジンや駆動系の「音や振動」など、クルマからの情報を

経験と五感を集中させて体で吸い取ることで大筋でクルマの状態が判りますので、 エヘン。

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そしてエンジンルームを高圧温水ジェットで洗い流して作業に備えます。

ここで、ざっとエンジン周りのマウントやラバー系、ホース類の劣化も確認しておきます。

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洗浄前のエンジンルーム。

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こんなところも、、

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こんなかんじで、、

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ここでの洗浄は大きなオイル汚れや埃の除去が目的で、エンジンを降ろした後に細かい隙間もキッチリ磨きますからね~。

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作業に入る前に最新のHDS(Honda Diagnostic System)を使い故障診断をします。

笑顔は怪しいですが、診断は正確ですのでご安心ください。(笑)

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現状でLAFセンサーがダメな様ですね、、

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さあ、いよいよ作業開始です。

まずはサクサクっと、サブフレームを降ろします。

DSC04460のコピー

こちらは取り外した触媒、赤→はエラーが検出されていたLAFセンサーです。

センサー系の故障の場合には、「男は黙って新品交換!」 が基本ですが、、

経年により錆固着が酷くビクともしまへん(泣)

それでも兎に角外さない限り交換が出来ませんので、、

固着したセンサーを「ギギギー」っと嫌な音と、危ない感触を伴って取り外すと、、

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センサー側のネジ山はご覧のとおり、、

P1090788のコピー

案の定、触媒側のネジ山が逝ってしまいました、トホホ、、。  ここまで潰れてしまうと修正は不可能、、

因みにDC5の触媒は新品価格、 な、なんと20万円也~!  知ってました? 

黙って交換!ってわけにはいきませんよね~。

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幸い触媒の中身に剥離などの損傷は無かったので、残ったセンサー受け側ネジ部をサンダーで落とし、

A/F計などのセンサー取り出し用溶接アダプターを溶接して修理完了!

新品に交換してしまえば早いけど、物とお金は大切にしないとね!これもいわゆるエコですから(笑)

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続いてこちらはエンジン降ろしです。

DC5はエンジンの真上にエアコンの配管が通っているため、

FD2やCL7といった同じK20シリーズがエンジンを上に吊り出すのに対して正しく下に降ろすんですね。

1度エンジンクレーンでエンジンを吊り、マウントを切り離したら、そのまま床にセットしたエンジン台に降ろします。

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エンジンが着地したらボディを2柱リフトで上げてエンジン降ろしの完了です!

エンジンが降りたところで今回はここまで、続きはその②でレポートしますので、お楽しみに~!!

 

 

Posted by 吉澤