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手前は製作中のレースカー、その奥に今回ご依頼で入庫したFN2型シビックが

このブログの主人公です。

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漆黒のユーロRシビック、いわゆる欧州スペックなスポーツシビック、

搭載されるK20エンジンは形式は同じでもFD2などTYPE-Rエンジンとは細部の仕様が違います。

これら違いは排ガス、騒音などEU圏での規制の違いが要因ですね。

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主な作業はSPOON製ハイカム、ビックスロットル、リジカラ等々の装着なので

先ずはインマニASSYをエンジンルームから取り外します。

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4サイクルエンジンのキャラクターを決める重要なパートのカムシャフト、

ピストンの上下運動を回転に変換するのがクランクシャフト、

一方で回転するカムはそのプロフィールでバルブを上下動させます。

メカニズムは似ていますがクランクとピストンは完全にシンクロしていますが

 動弁系はスプリングが介在するので超高回転ではカムプロフィールで
バルブの上下動を完全に追従させる事が難しいのです。

詳しくは小社PRをご覧下さい。

         ↓

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 HIGH CAMSHAFT[IN]    HIGH CAMSHAFT[EX]

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冷間でクリアランスを計測してからノーマルカムを車上で取り出します。

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右が62mmノーマルスロットル、左がSPOON製70mm、

8mm拡大されたビックスロットルです。

     ↓

VENTULI BIG THROTTLE BODY

P1030456のコピー

取り外したFN-2のインマニを覗くと「ランペット」が見えますね、赤→

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インマニを2分割すると内部のインテークには鋭い「ランペット」が見えます。

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スロットルとインマニには2mmの段差(青帯部分)があるのでリューターで切削研磨します。

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INTAKE MANIFOLD

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完全に洗浄して、、

P1030496のコピー

赤→部が8mm太いのでそのままでは無理、

そこでインテークチューブを遠赤外線ドライアーで拡張します。

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サーモスタット、冷却水もSPOON製に交換しました。

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THERMO STAT

COOL COOLANT

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始動させ点検します。

P1030512のコピー

赤→の黄色ペイントはリコール対策済みの識別マーキングです。

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赤〇ステッカーがその印、

運転席側ドア開口部のドアストライカー付近に対策済みの車体には張られてますよ。

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HDSで履歴をイレースして、はい、おしまい。

今回はお預かり期間2日、作業費用は¥470,891でした。

ご依頼いただき、ありがとうございました。

 

Posted by 吉澤