. 静岡県在住のお客様。
ちょうど7年前SPOONにて新車で購入されて以来、もう3回目の車検となりました。
今回、走行距離も11万キロを超え、車検のついでに劣化、消耗しているところはリフレッシュしたいとの事で入庫されました。

早速いつものごとく作業前に試乗チェック。
乗った感じはエンジンは高回転の伸びが鈍く、トルクも落ちている印象。またコーナーリング時にはステアリングが安定せず、路面からの入力がわかりにくい感触でした。

お客様に確認したところエンジンオイルの消費量が最近多いとのことでしたので、今回はエンジンオーバーホールとサスペンションのリフレッシュを中心に行うことになりました。

DC5エンジン脱着1.jpgDC5エンジン脱着2.jpg
DC5のエンジン脱着はエアコンの配管がエンジンの真上を通っている関係でフロントメンバーをはずし下から抜きます。

オイル漏れ.jpg K型エンジンに良くあることなのですが、ヘッドカバーパッキン部からのオイル漏れがありました。エキマニ、インマニの両側からオイルがたれて溜まっていました。
知らずに走行していると危険ですので要チェックです!!

プラグ状態.jpg そしてプラグの状態です。
やはりオイルの消費量が多かっただけあって、オイルが燃えてプラグに付着しています。これでは最適な点火はとても出来ないですね!
SPOON K20エンジンオーバーホールASSYに換装です。

ロアアームブッシュ亀裂.jpg 次はサスペンションブッシュの交換です。
写真上はフロントロアアームのコンプライアンスブッシュですが亀裂が入ってしまっています。
ストラット式のDC5にとってこのブッシュの劣化はドライビングに大きく影響が生じます。

リヤトレーリングブッシュ交換.jpgタイロッドエンド交換.jpgフロントハブ磨耗.jpg
リヤのブッシュも全て純正新品に交換し、その他タイロッドエンド、ハブ、ハブベアリングも交換です。
写真上右はフロントのハブですが、ハブベアリングインナーレースの圧入部が磨耗しています。この部分が激しく磨耗するとハブがたが発生します。がたが無くても走行中ステアリングを切った時にギー、ジャーと言うような異音が発生したらこれが原因です。
サーキット走行を頻繁にされる方は1〜2万キロ走行でもなりますので要チェックです!!

後期ダンパー1.jpg後期ダンパー2.jpg後期ダンパー3.jpg
最後にダンパーをチェックしましたが前後共に抜けている為、交換することになりました。
このDC5は前期モデルですが、後期の純正新品ダンパーとプログレスプリングを組み合わせることにしました。
この後期ダンパーとプログレスプリングの組み合わせは街乗り、ワインディングを主にされる方にはお勧めです!!
写真中央のように後期はスプリングが左右対称巻きとなっており、これが直進安定性を向上させています。
またリヤのバンプストロークも拡大され、しなやかにストロークし追従性が向上されています。

作業完了後試乗してみると、まずサスペンションのフィーリングは別物に変わりました。エンジンもK型特有のトルクの太さが復活しました。
しばらくは慣らし走行でストレスが溜まるかもしれませんが最初が肝心です!!
全開走行が出来るようになったら感想聞かせてくださいね!!