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TYPEONEの1F南側、環八に面しているこの部屋がトランスミッション、LSDなどのギヤボックスの製作室。

今日はココからレポートしますね。

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トランスミッションのオーバーホール作業は分解、洗浄前に専用の作業台に載せて各部のボルト穴のネジ部をチェック、作業前のミッションは状態が様々なので先ずは現状を把握します。

写真はメカがクラッチケースのボルト穴をPenライトを使い覗き見ている処、この後で高圧洗浄機でミッションをASSY状態で洗浄します。

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ミッションASSYの洗浄後、分解しながら各部に異常が無いか目視確認し、各パート毎にトレーに分け管理します。

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洗浄はただ汚れを落とすだけではなく、汚れのつき方を診て、異常な部分が無いかを注意しています、その時の各パーツの手触りも大切な判断基準になるんです。

洗浄後は摩耗、磨滅など歯の1枚1枚を丁寧に時間を掛けて十分のチェックして再使用の可否判定を行います。

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さらに、新品の部品を使う時にも合否のチェックは忘れません、そこには新品≒大丈夫とは行かない現実が、

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梱包を開けて新品シャフトを観ると「あちゃ~」な状態、

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こ~んな事もあるので新品パーツの場合も見ます、どんな事でも細かくチェック、洗浄⇒点検⇒合否判定が大切。

この各部品を「観る」事は組み立て作業より重要です、そして組み立て行程はエンジン同様に、細やかな気遣いをしながら行います。

過去のブログもご参考下さい。

Posted by Jomoto