Rd4_105

残暑が厳しい富士スピードウェイ、9月4日スーパー耐久シリーズ2016 第4戦 富士 SUPER TEC が開催されました。

A28D3742

昨年よりもレース時間が1時間延長され9時間と言う長丁場、前戦鈴鹿で2位表彰台を獲得した松井選手、中島選手、柴田選手の3名に昨年の富士で共に優勝を勝ち取った黒澤選手を助っ人に国内最長時間のレースをこの4人で戦い抜きます。

C11I6821

戦闘力が格段に上がっているライバルの86勢に対しブレーキの大型化が認められたS2000、会心のアタックで予選は4番手となんとか上位に食い込む事が出来ました。

P1130397

予選が終われば決勝へ向けて各部のメンテ開始です。

油脂類、ブレーキパッド、ローター交換という通常のメニュー以外に、ナックルやアーム類のクラックチェックも行い9時間のレースに備えます。

AL8R4066

AM9:00 決勝レースがスタート、早朝の雨でS2000が一番苦手なチョイ濡れ路面の中1コーナーを駆け抜ける松井選手、しっかりとレースを造ります。

A28D5085

ルーティーンのPIT作業も焦る事無く淡々と、着実にこなしながら時計は進みます。

AN4F3979

順調に周回をこなし3位争いをしながら7時間が経過した時、ドライバーから悲鳴のような無線が、、、「左フロントバーストかも、、ステアが効かない」

P1130429

緊急ピットイン、ロアボールジョイントを留めているナットが無くなりナックルがガタガタに、、必死のリペア作業開始です。

P1130430

ロアボールジョイント、アッパーアームを交換、およそ15分のロスでコースへ復帰させました。

Rd4_297

その後もタイヤバーストによるPITインなど、イロイロな事が起きた9時間レース、結果は12位完走でした。

残念な結果でしたが、チームは今まで以上に次戦の岡山に向けてやる気満々、今回のトラブルシューティングはもちろん、PIT作業の効率UPやマシンの戦闘力UP等々、レースカーを前に毎日ワイガヤが続きます。

シーズンが終わるまで、まだまだ諦めません、これからも、Team SPOON の応援をよろしくお願いします!

Posted by Jomoto