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1年に1回の九州遠征、今回は大分県のオートポリスが2016年のスーパー耐久シリーズ最終戦の舞台です。

20日の決勝レースに向け、Teamは17日木曜から走行を開始しました。

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テストメニュー毎の走行が終わると各ドライバーはデーターロガーや車載映像を基に走行ラインやブレーキングポイントなどをPit裏で確認しながら最良のセッテングを求め走行を繰り返します。

何しろ年1回のオートポリスですから、実はコースレイアウトを思い出すまでが大変なんです(汗)

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メカニックも悔いのないレース結果を願いメンテナンス作業を深夜まで繰り返し行います。

九州も急に秋が深まりサーキットは日が暮れると寒い~、気がつくとオットお外は真っ暗です(笑)

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土曜は朝から雨と霧の悪天候でアクシデントが多発、そんなドキドキの予選でしたが我等SPOONチームは赤旗が出るタイミングにシンクロせずタイムは不発、結果はちょっ~と残念なクラス7位が日曜の決勝レースのグリッドと確定しました。

でも大丈夫、クルマには速さが在るので(たぶんね)、ここでチーム全員が気合いを入れ直して本番レースに挑みます。

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そして、翌日の決勝前は何とも微妙なコースコンディション、気温も路温も低く暗く、空は全体がドンヨ~リと低い雨雲が垂れ、そうこうしてる内にスタート進行時間で全車グリッドに整列。

しかしスタート直前までタイヤチョイスに悩み95号のSPOON君は安パイでWetタイヤをチョイス。

スタート直前のグリッド上で急遽レインタイヤに交換したんですね~いわゆる悩と迷いが交錯した刹那の瞬間と言う感じですね!!

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チーム毎にスリックとレインでタイヤを含めレース戦略が別れた中、大きな混乱もなく3時間の耐久レースがスタート。

スタートドライバーの松井選手は冷静にタイヤを造りながら順調な滑り出し果敢に走行してくれました。

しかしスタートから30分後にレコードラインは「ほぼDry」となり我等はスリックタイヤに交換を与儀せざる得ない状況に、、

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Reスタートは冷えたスリックタイヤなのでoutラップでロスが、そんな中でレースの終盤は上位を走行していました。

しかしレースも残り30分、いよいよ最後のドライバーチェンジを終えPit Outしたその直後に無線からは悲痛な声で「エンジンOut~~」、悲しいBox backです。

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ボンネットを開けるとエンジンからは盛大なカチャカチャ音が、明らかにヘッド廻りが異常です。

レースは悔しいけどリタイヤするしかありませんでした、何とも虚しく辛い最終戦です。

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原因を探るべくプラグ穴から燃焼室内部を覗くと、、2番のピストンクラウンに大きな傷が多数見えました。

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アレ?赤矢印部分に8mmくらい隙間が空いてます。

コッターやリフターは正常な位置にあるのでエキゾーストバルブの傘部だけが燃焼室に落ちたのがブローの原因でした。

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サーキットやSNSなどで応援して頂いたみなさま、今年も1年間ご声援ありがとうございました。

これからもTeam SPOONをよろしくお願いします!

そして4クラスのチャンピオンを獲得したエンドレススポーツさん、全てのレースチームの皆様に感謝です、ありがとうございました。

Posted by Jomoto