暖かな春の日差しのなか気持ち良~くサーキットを走っていたオーナー様、コーナー立ち上がりで突然エンジンから凄い異音が、、、エンジンから大量のオイルが噴出、積載車にてTYPEONEへ搬入した車両、エンジンを降ろすとブロック左側には秘密の洞穴が?



反対の右側にも地割れ?大きなクラックや小さいクラックが到る所に、、オイルパンまで割れてました。



エンジンを分解するとコンロッドは木端微塵、粉々のバラバラ、ピストン頭頂部はシュールに変形してました。サーキットは走行開始まで色々やる事があって時間がなくて、、、で、オイル量をチェックしないでそのまま走っちゃった的な~、走行前にオイル量は見ないと。



ブローしたエンジンの補機類は排気側も入念に洗浄が必要、これは低回転域のエンジンは排気が僅かに燃焼室に戻るから。吹き返しが起きるエキマニは高圧洗浄機で時間を掛けて洗浄します。吸気側も徹底して洗う事は言うまでもありません。



今回のエンジンは完全に全損(涙)という事でSPOONコンプリートエンジンに載せ替える事になりました。ヒーターホースやOリング、パッキン、ラジエターホース、ベルトなどのゴム系部品、プーリーやウォーターポンプ等の消耗品も同時に交換、これからも永~く快適にS2000を楽しむポイントです。



フライホイルクラッチカバークラッチディスクも併せて交換、同時作業は工賃不要でお徳です。



エンジンはボルト穴のガタを利用して「後方に低く、真っ直ぐ」に搭載、エキマニ、インマニ、スロットルは開口部の中心に段差なく組み付けます。キッチリ組んだエンジンをしっかり搭載、全てに最良最善の作業を!



エアクリーナーやエアフローチューブは新品に交換、、ブローして吹き返した微細な金属粉は洗浄でも落としきれないので不安要素は全て取り除く、これエンジンブロー修理のポイントです。



エンジンを始動しラジエターのエア抜きを行いオイルや冷却水、燃料の漏れなど入念にチェック、作業前の試乗確認が出来ていないのでブレーキ系やクラッチオペレーション、ペダル類もこのタイミングで不具合が無いかを点検します。



送風しながら30分ほど無負荷でラッピング、タイヤを転しながら低負荷のラッピングを行い試乗前の作業が完了、この後は温間、冷間状態から試乗を行い完成検査して全ての作業が完了します。

今回のエンジン、クラッチ一式交換作業の総額は¥1,492,409(税込)ご依頼ありがとう御座いました。

エンジンはブローしてしまうと痛い出費になっちゃいます。皆さんもサーキットに到着したらオイル量やキャップなど各部をチェック、そうそうボンネットロックもお忘れなく!


Posted by Jomoto