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今日は千葉県からレジェンドKB1のお客様がご来店です。

「走行距離が11万キロを超え、最近サスペンションのどこかが緩んでるのでは?

と思うくらいサスペンションがグニャグニャで収まりが悪い。」との事で、

リフトにあげてサスブッシュをチェック。

やはり距離相応に全てのブッシュに亀裂、劣化が見られたため、サスペンション

リフレッシュを行うことになりました。

KB1リフレッシュ前1.jpgKB1リフレッシュ前2.jpgKB.jpg

まずは前後サスペンションを全て分解して、同時にドライブシャフト、ハブなどのガタ、

摺動抵抗もメカニックの手で入念にチェックをしていきます。

ブッシュ亀裂3A.jpgブッシュ亀裂2A.jpgブッシュ亀裂1A.jpg

写真のように全てのサスブッシュに亀裂が見られ、硬化している状態でした。

どの車種でも共通して言えることですが、特にレジェンドのような車重の重い車両では

ブレーキング、コーナーリング時にはブッシュによれが生じ、思いのままにラインが

トレースできないなど操舵性の低下をまねきます。

KB1フロントアーム.jpgKB1リヤアーム、ハブ.jpgKB1リフレッシュ後1.jpg

フロントスタビ.jpgリヤスタビ.jpgKB1アライメント.jpg

レジェンドのサスブッシュはブッシュ単体での交換が出来ないため、アームごと新品に

交換です。今回、オーナーの希望でKB2ユーロのサスアーム、スタビライザー(フロント

29Φ→30Φ、リヤ17Φ→20Φ)を装着し、スポーティーな硬めの仕様となりました。

最後に4輪アライメントを調整して作業完了!

納車後、早速オーナーからインプレが入ってきました。

「リフレッシュ前はとにかくサスペンションの動きがグニャグニャでしたが、

作業後はそのダルな動きが全く無く、新車のような乗り味になりました。

また今回ブッシュやスタビをハードにしましたが、決して硬すぎずスポーティーな

操舵性を得ることが出来ました。」

インプレを頂きまして有難うございました!

サスペンションをリフレッシュしたおかげでクルマ全体の質感が蘇りましたね!

これからもこのホンダの最上級セダン レジェンドを末永く乗り続けてください!!

Posted by 原

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