今週のTYPEONEは何故か北陸地方からのお客さまで賑わっております。
こちらのEK9は足回りのリフレッシュ、事前にメールでオーナー様と相談した際はブッシュの打ち替えによるリフレッシュの予定でしたが、、、
分解しながらチェックして行くと、塩カル系の融雪剤により床下が錆びだらけ、、、、ボルトとブッシュの固着でボルトが抜けずアームは赤矢印のように曲がってしまいました。
これは、ブッシュ交換不能な状態、オーナー様に報告しサスアームASSY交換へメニューを変更させて頂きました。
新品アームの金属の地肌むき出し部位(赤矢印)には防錆塗装(青矢印)を施しました。
ボルト類も錆が酷く全て新品に交換しました、と言うか交換せざる得ない状態でした。
これらネジ部にリジカラグリス(カッパーグリス)を使うと素晴らしく効果的な防錆処理になるんですよ。
ボディ下面は所々に錆びが、こんな場合は重要な部位のネジ穴にリジカラグリスを十分に塗った「ボルト単体」を入れたり抜いたりしてネジ内部の錆を取り去ります、その後CRCでネジ穴を洗浄し組み付けています。
先ずワイヤーブラシで錆を落としてから、ボディに防錆剤をしっかりと塗布してメンテを施します。
これでクルマの持ちが全然良くなります、皆さんも参考にしてクルマを大事にして欲しいな~。
すっきり綺麗なアーム類、ブレーキローターもシルバーコートで塗装して作業完了です。
サスペンションアーム全交換、タイロッド廻りの交換、仕上げのアライメント調整、これら作業の総額は¥528,136(税込)でした。
ご依頼ありがとうございました。
次は新潟からお越しのEP3型シビックR君、イギリス生まれの新車状態に戻したい、とのご依頼です
エンジン、サスアーム、ダンパー、ステアリングギヤボックス等の足回り、腐食が酷い排気系の一新など隅々まで手を入れるフルコースメニュー。
先ずは、サクッとサブフレームごとパワートレーンを車から降ろします。
ジェジェジェ~錆でスプリングが折れてる!タバコの箱の肺癌の写真みたい(汗)恐るべし融雪剤ですな~~。
これは雪道走った後は足廻り、下廻りをしっかり水洗車しないとね、それだけで寿命UP間違いナシでしょう!
此方の車両もサブフレームや車体各部に防製処理を施してボディ全体をリフレッシュ❤
ボディをキレイにしてからNewエンジンを搭載、同時にオルタネーターやスターター、フューエルポンプ等の電装系も交換して安心して乗れる様に作業させて頂きました。
こちらの作業総額は¥3,004,320(税込)でした、ご依頼ありがとうございます。
次は黒のS2000、着手前に各部をチェックして作業リストを作ります。
実はこの車両は近々販売を致します、タイプワンのリノベーションカーをご購入頂き下取りで入庫したんです、メンテナンス後に再度キチンとご紹介させて頂きます。
私達は部品を交換するだけではなく作業にプラス一手間を加えたサービスを日頃から心がけています。
このブログを参考にご自身の愛車にもオーナーが「ひと手間」かけて頂けると嬉しいな~、でも専門的な作業はTYPEONEにお任せ下さいね!
Posted by Jomoto