45万km走行のシビックTYPE-R、搭載されていたB16ーB型エンジンを分解してみると、

そこに現れたピストンの頭部は山火事のあとのようでした。

IMGP2727
まずヘッドカバーをはがします、アレマ、裏は黒くな~い、

この距離でこの状態はかなり驚異的です。

オーナーさん、エンジンオイル管理とメンテが凄~く

いいんですね、エライ ♡

IMGP2699
 次にカムホルダー、カムを取り外して先に進みます、

カム面もきれいです、

カジリやスカッフがまったくありません。オイルの状態が

良いからですね。

IMGP2702
つぎはカムの下に位置しているロッカーアームASSYが

現れます。ここがVテックエンジンの肝の部分です。

IMGP2706
 ロッカーはスリッパー面がとてもキレイ、偏摩耗も

なくて、、でもさすがに再使用はできませんね。

「田中精密製」のロッカーアームは高耐久で高品質、

たぶんこの分野では世界最高水準なのでは、、

量産としては。

IMGP2708
ブロックからヘッドを抜いて腰下と分離します。

エンジンの外壁面はキレイですね、

 現れたのは木炭の燃え残り??

IMGP2719
現れたピストントップに唖然デス。

IMGP2725
堆積したスラッジは意外に簡単に除去が出来ます、

ピストンTOPの地を出すと光るアルミ肌が出てきます、

しかし、あたりまえですが燃えカスの下でピストンが

黙々と動いていたんですよね~つい先日まで、

ごくろうさまです(驚)

IMGP2729
シリンダーから切り離されたヘッドを燃焼室側から見ると、

一見キレイですね、でもこの距離からの撮影だから、、

よると、、、

IMGP2722
ググと更によって燃焼室を拡大して撮影すると、、

バルブはシュ―ルな状態で??、

アートしてますね、自然の海ぞい断崖のような、

これまるで東尋坊かアマルフィか(笑)、

IMGP2724
B16ーA型には採用されなかったクランクキャップ、

B型の16Bや18C型から採用されたんですね、

これで飛躍的に耐久性と静粛性が上がりました。

IMGP2736
メタル マそれなりデスね(笑)

IMGP2745
 クランクシャフトの先端部を拡大して撮影しました。

赤矢印はオイルポインプの駆動部、摩耗は基準値内ですが

傷がありました。

青矢印はオイルシールのリップ摩耗痕、

黄矢印はクランクプーリーの叩かれ傷、

アルミ製など軽量プ―リ装着だとこの傷がさらに

大きくなります。

IMGP2763
 オイルポンプのオイルシールがダウンしてました。

オイルがかなり漏れていた部分です。

IMGP2773
 当該オイルシールを拡大した写真です、全体にヨレヨレです。

蛇足ですがレース用オイルシールだと摺動抵抗を嫌い

リップの総数を減らしたりリップ裏のスプリングを

テンションの弱いタイプのオイルシールを使います。

ステムシールはリップ1Pタイプで抵抗感はゼロ、

ステムはスコスコ状態だよ。
IMGP2776
 

 

Posted by吉澤