ムーンクラフト社に開発委託したSPOONの新型エアロバンパー、
特徴は先ずこのエグリが深~くてエグイことかな!!
でもちょっと賢そう。
フロントの正圧部は限界まで拡大、グリルはぎりぎりまで前進させました。
グリル内部はとても複雑な構造体です、左右の小部屋はブレーキダクトに
振り分けられ、最上段部には吸気用フレッシュエアーの導入口をレイアウト、
それ以外の走行風の総てはベンチュリー形状に形成されたBOXに
導かれます。
このBOX内でラム圧をかけられた走行風はラジエターに強制的に送られ、
テストでは路温が65℃、気温が35℃でも何と水温は75℃と飛躍的に冷却効率が引き上げられた。
ボデー全体で見るとスリークでクリーンなデザインですね、
あとは速くて燃費が良いのを「走って証明」するだけ。
18日(木曜)午後1時、これからモテギに向かい、
行ってきま~す。
さて21日の午後5時、結果はどうなるのでしょうか?
ドキドキ ♡。
前回のテストで高温+長時間の走行でマフラー後部の
触媒はメルトダウン、本体は脱落しました(驚)
本番レースだと大~問題、そこでエンドにクロスの脱腸止めを追加、
ちょっとイケてないけど走行中の落し物はマナー違反だしね。
レースに参加している皆さんに怒られちゃいますから(笑)
う~ん、見るとガマンができません、飛びそうだし、飛べそうです。
ウイングもバンパーも市販しますね~(本当に)。
ウイングはMC社製、ALブラケットは中島製作所さん、真心こめて
手送り旋盤でシュ~とね。
糸はり式レースアライメント&コーナーウェイト測定は前日に
終わってますが、出撃の前に1階のアライメント測定機で
新品→全磨耗タイヤでのアライメント変化量を確認、測定しました。
燃料残量の差などもスピーディに計測して、トラックサイドでの
データーとして活用します。
私たちは2000年からたゆまずS2000を開発してきました。
それが結実、エンジンルーム内の眺めはスリーク(Sleek)に、
スタッフ全員が静かに自負しています。
レースでも仕事でもチームの総合力は「時と想い」が重くなるほどに発揮されます。
そんなSPOON-S2000の耐久レース、ホンダファナテックのご応援や
ご期待にそえるように週末のモテギで真剣に楽しんできちゃいますね、
凄いぞ~、Honda,うふふ。
By レースチーム一同。