本日の入庫は「シビックTYPE-R」の限定モデルなRR、
	発売から7年という事でメンテの依頼が増えてます、(毎週のように入庫しているような気が・・・)。
日々、愛車のチェックは怠らないオーナー様、
	「ヘッドカバーパッキンからのオイル漏れを発見しアクセルを気持ち良く踏めなくなってしまったんです(涙)」
	と、タイプワンに電話をいただきました。
ご来店を頂きチェックをしたところ漏れの手前の状態、オイルが滲んでいました。
	これならヘッドカバーパッキン交換で治ります。
	でも、どうせヘッドカバーを外すなら、ついでにバルブクリアランスの調整なんてどうでしょうか ?
	パッキン交換でヘッドカバー開けるので「+1時間」な追加で出来ちゃいます!!
調整のために取外したヘッドカバーの内側は、とてもキレイ、
	オーナー様が普段からキチンと油脂類メンテをしている事の証です、嬉しい~。
エンジンが冷えきったことを確認し、先ず現状のバルブクリアランスを測定、
	全て基準値の範囲内に入っていましたが、クリアランスの数値はバラバラでした。
	カム、ロッカー音のバラつきの原因はココでしたね。
	ちなみに、基準値は インテーク側0.21~0.25mm、エキゾースト側0.25~0.29mmデス。
基準値には幅が有りますが、全てのクリアランスをキッチリと狙った数値に合わせ込みます。
	「これが、気持ちよく回るエンジン整備の基本なんですよ!」  by鈴木メカ
オイルが滲んでいた部分を拡大撮影しました。
	赤矢印のシリンダーヘッドと青矢印部のチェーンケースの継ぎ目(緑丸部)から滲んでいます。
	ここは、液体パッキンでシールされていますが、経年劣化でシール性が下がりオイル漏れを起こしやすい箇所ですね。
組み立て時、古い液体パッキンを全て剥がし新しい液体パッキンを塗布します。
	純正のグレーより青い方がカッコイイとか言ってないで、ココから先はチョット急がないと、、、
	このパッキン、塗布後は5分程度でカバーを取り付けないと乾いてシール性が落ちます。
	落ち着いて、手早く・・・・完熟の経験でサクッと完了!!
再始動して温間で再び聴診すると、音のバラつきが無くなり、エンジンがサ~と気持ちよく回っています。
今回のケースは、パッキンのみ交換は部品代込¥20,595
	ついでにバルブクリアランス調整を行うとプラス¥8,640
	合計¥29,235  朝お預かり、ワンデイスマイルでご返却です。
修理にひと手間、、、、これが永く車を楽しむ為には効くんですね、
	貴方のHONDAを直す時に「プラスひと手間メンテ」を提案させてくださ~い。
Posted by Jomoto









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