オリジナルデザインのインテグラDC2、今でも丸目4灯のデザインは北米、カナダ、欧州で大人気です、
永く乗り続けたいオーナー様はクルマ全体を総合的にチェックして欲しいとご来店いただきました。
簡易的にはオイルフィラーキャップ裏側の状態でエンジン内部の状態を予測が出来ますが
今回はヘッドカバーを開けてエンジン内部をチェックしました、カバーの裏はとてもキレイで良い状態です、
これなら大丈夫、バルブクリアランス調整を平行して作業したのは言うまでもありません(古~) !
バルブクリアランス調整はエンジンが完全に冷えてからの作業、冷えるまでの間に下廻り各部のチェックを行います、
「タイロッドにガタがあるね~、ん?このオイル滲みは何処からだろう?」 前から後ろまで入念に点検してみると、、
22年、17万kmの経年劣化で足廻り、マウント類のゴム系は「それなり」の状態、
ここで交換しておけば更に20年、50万km先まで大丈夫ですね。
オーナー様と一緒にクルマを見ながら状態をご説明、
「この部分がこうで、此方にガタが出ると、・・・ハブも、ドライブシャフトも・・・」
車体各部の点検が終わりバルブクリアランス調整を開始、各気筒のバラつきが多くクリアランスは広めでしたが、
バルブシートの座屈等々は無くエンジンの劣化、ダメージは有りませんでした、
さすが90年代のHondaエンジン素晴らしい! こうじゃないとね、Hマークのエンジンは♡♡
クルマの現状を基に必要であろう足廻りやクラッチ廻り中心の作業メニューと見積もりを作成します、
ユーザー様は街乗りメインなので強化品は不要との事、今回は純正部品を中心にパーツを選定しました。
今回はバルブクリアランスの調整など総費用は¥25,594(税込)でした、 ありがとうございました。
私達は必要の無い作業や、部品の取り付けはお勧めしません、
クルマを一緒に見て頂き、そのクルマに必要な作業をオーナー様に納得して頂けるよう心がけています。
Posted by Jomoto