本日入庫はDC5インテグラTYPE-R、メインの作業はクラッチ交換です。
試乗してリフトUPしてみると、要修理の個所が数か所、
でもこれDC5に共通するウイークポイントなのでオーナさま参考にして下さいマセ❤
青矢印 スライダー、タイロッド この部分にガタが発生するとコトコト異音とステアリングに振動が出ます。
赤矢印 エンジンマウント 経年劣化で液封マウントにガタが出て異音の原因に、
黄色矢印 アクセルワイヤー レイアウトが複雑でエンジンルームを1周、矢印部分は特に曲がりが強く
アクセルペダルが渋く重くなります、この辺りは左ハンドルが基本レイアウトなんでしょう、
それに比べるとS660は国内専用だから設計がシンプルなんですね。
エンジンマウント裏を見ると赤丸部ボディとの接触面はブラケットの一部分だけ、周辺は浮いていますね、
これはボディ側の面がスプリングバックで「波状」にプレス成型されてしまうから、これ低級音の原因です。
Tha,ド定番、K20系のクラッチマスターの異音、キコキコ言うのはここが原因なんです、
新品は¥8748円、交換するとクラッチ踏むのが楽しくなります、動きがスムーズでたまりません。
今日だけで4台目のアライメント測定、タイプワンの測定センサーはリムにツメを引っ掛けないタイプ、
タイヤに載せるだけなので作業が楽チンで超スピーディ、30分で調整まで全て終わります。
うふふ、1発だぜ~、ウルフ大島サムUPナウ(笑)
さ~て、写真は何でしょうか?
これ、エンジン内部のクランクメタルの状態を判断する為にオイルエレメント内部を見てるんです。
クランクメタルの状態は分解しないと正確には分かりませんが、メタルタッチやスカッフが起きると
キリコ(切粉)が出ます、そのキリコの有無で良否を判断するんです。
切粉ちゃんを探すためフィルターを切開して分解、濾紙を広げて奥を拡大、、、これなら大丈夫、安心です。
ダメなのはそれは悲惨な状態ですから、見ると体調悪くなります。
このクルマはHondaの名機K20A型エンジンを積んだ「アリエル君」
そんな点検をしたのはメカのMr鈴木、趣味は茶道!!
Posted by Jomoto