今日は23万キロ走行したDB8のミッションオーバーホールです。
「4000rpm以上で2速から3速にシフトアップするとギャッとギヤ鳴りがする」との事でした。

走行距離からいってもオーバーホールの時期でもあるので、ミッションを開ける事になりました。

マグネット.jpg
開けて見ると・・・。
マグネットは鉄粉まみれです。
ここまで来ると走行中に出る鉄粉はもう取り切れないでしょう。
マグネットドレンボルトも追加しておく事をお勧めします!!

3速ギヤ.jpg3速ギヤNEW.jpg
そして問題の3速ギヤ(写真左)です。
写真右は新品。比較してみるとシンクロに噛み合う部分が完全につぶれてしまっています。

シンクロ.jpgシンクロNEW.jpg
そしてこちらは3-4シンクロ(写真左)。右は新品です。
こちらもやはりギヤと噛み合う部分がつぶれてしまっています。

23万キロ走行すればこの程度の磨耗はよくあることなのですが、ギヤ鳴りの原因がわかりました!!

ニードルベアリング.jpgニードルベアリングNEW.jpg

原因はこれです!!
写真右は新品です。
各ギヤはこのニードルベアリングとディスタンスカラーを介してシャフトに入っているのですが、このニードルベアリングが写真左のように完全にばらけてしまっていました。
これではギヤが真円に回転するのは不可能。
高回転時にはギヤが振れてシンクロとうまく噛み合わず音が出てしまうでしょう。

ミッションオーバーホールと言うと単に磨耗したギヤとシンクロだけを交換すれば大丈夫と考えがちかもしれませんが、走行距離によってはこのようなベアリング類も交換が必要になってくるのです。