今週は2台のインテグラが入庫したTYPEONE、こちらのDC2 ’00specのオーナー様は足回りのリフレッシュをご希望です。DC2が大好きだからこれからも永~く、安心して乗りたいですよね。

リフレッシュの内容は経年劣化しているゴム部品のマウント、サスペンションブッシュの打ち替えとタイロッドやスタビライザー等のリンク部分の交換、そしてゴロゴロ感があるハブ、ハブベアリングも交換、いわゆる足回りフルリフレッシュの定番メニューですね。先ずは車体からアーム類を全て取り外します。

このブッシュは青→に比べ赤→は幅広で偏心してます、この数ミリの変化は長年の荷重で変位したもので走行距離にあまり関係してません。

トレーリングアームのブッシュも赤→のように割れてますね(涙)

エンジンマウントのゴム部分は硬化して赤→のひびが、、硬度も90でほぼ樹脂です。ブッシュなどのゴム部品は経年で硬化し動きが悪くなり足回りが揺動したりブレーキング振動が大きくなります、だから部品交換すれば新車同様に戻るから心配なし、安心してお任せ下さい。

ブッシュの打ち替えハブ、ハブベアリング交換を撮影するメカさん、オーナー様に作業工程を説明する為に記録撮影しながら作業を進めます。

SPOONサスペンションブッシュセットに打ち替え完了したアーム、錆を落として塗装を施し20年先まで防錆します。

組み付け時、全てのボルトにリジカラグリスを塗布して1G+の位置でサスアームを締め付けます。スタビライザーのブッシュはモリブデングリスを塗布するなど、細かな工夫をするとクルマって微妙に違った動きをします。

試乗後にアライメントを調整、走らせて各部を馴染ませる事で初めて精度の高い調整が可能になります。アライメント調整は足回りリフレッシュの最大のポイント、オーナー様の走行シーンに最も適したセッティングを施し気持ち良くストレスフリーに走れるクルマに仕上げます。今回の作業の総額は¥688,765(税込)でした、ご依頼ありがとう御座いました。

クルマはつぼを押さえた部品交換でスッキリとスムーズに走ります。最近クルマがバタバタするんだよね~、なんてお悩みのオーナー様、足回りリフレッシュで超~~気持ち良いハンドリングを取り戻しましょう。

Posted by Jomoto