アメリカ・ラスベガスで2年ぶりに開催されたSEMAショー。
そこでSPOON CIVIC TYPE Rのレーシングカーが世界初公開されました!

.

.

サンダーヒル25時間レース参戦の為製作されたこの車両は、現地でナンバー付のストリートカーをベースにレースカーに仕立て上げました。
アメリカの方にそんな話をすると、「なんで売っているレーシングカー買わないの?その方が楽ですぐにレースできるのに」って質問されちゃいます。

.

.

でも、その車を知り尽くすには、ナンバーの付いた車にロールケージを組み、耐久レース用の燃料タンクの搭載位置の決定や、各種クーラーのレイアウトなど、ワイガヤしながらレースカーを造る事が効果的。なぜなら私たちの製品の開発と全く同じ過程だからです。
造って、走らせて「ここが良いからもっとよく」「ここは弱いからこうしたらどうだろう?」そんな事の繰り返し。
だからGT3やTCRみたいに完成された状態の車っていまいち興味がわかないんですよね~。

.

.

SEMAでは今回も、車両をHONDATAブースに展示。
隣の赤いSiは1.5ℓターボをドラッグ用にフルチューンしてなんと800PS!ゼロヨンタイムは9秒台というモンスターマシン。
25時間と9秒という、走行時間が両極端な車両の展示となりました。

.

.

ちなみに、HONDAブースは新型シビックSiだらけ。
アメリカでのCIVIC人気とSiへの期待の大きさが否応にも伝わってきました。

.

.

翌週レースカーは、バトンウィローレースウェイで行われたタイムアタックイベントにシェイクダウンを兼ねて出場。
初期の細かな不具合を洗い出し、想定したメニューを無事にこなす事ができ一安心。

.

.

そして現在、サンダーヒル25時間レース本番に向けてレースカーは最終調整段階です。
HONDATAスタッフによるダイノテストでは、タービンの回転数を抑え耐久性を向上させるセットアップをトライ、燃費の向上も狙う試みを行います。

.

.

夜の走行に絶対に欠かせない補助灯のレイアウトも試行錯誤の上決まりました。

.

.

あとは機材を積み込み、レース本番を待つだけ。
長丁場のレース、早く走るのではなく堅実に走り切る「無事これ名馬」がチームのキーワードです。

レース参戦においてタイプワンを一時的に閉店させて頂く事で、皆様にはご不便をおかけし申し訳ございませんが、スタッフ一同新しいチャレンジを全力で楽しみたいと思っております。

応援よろしくお願い致します。

タイプワン休業期間
12/1(水)~12/22(水)まで、12/23(木)より営業再開予定です。
※隔離期間の短縮措置が休止となり、当初ご案内していた日程よりも長く自己隔離・待機期間が必要となりました為、休業期間が延長となりました。※皆様にはご不便・ご迷惑をおかけいたしまして申し訳ございませんが、新型コロナウイルス対策を万全に取り、営業再開したいと思います。ご理解の程よろしくお願いいたします。