今週はサンダーヒルレポート第2弾。今回のチーム体制の紹介から~

25時間を走りきる7名のドライバー
中島選手、松井選手、ターザン山田選手、市嶋選手、Aaron選手、Cameron選手、Yoshihara選手です。

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初日は完熟走行を兼ねて、セットアップの確認を行います。
耐久レースなので、速さよりも、乗りやすさ、タイヤ消費や燃費の良いセットアップを決勝までに見つけ出すため、ドライバーチェンジのタイミングで、タイヤ内圧や摩耗状況、ガソリン消費量のデータを蓄積します。

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午後、サスペンションセットアップが落ち着きロングランテストに移行してましたが、無線から「アクセルON/OFFで異音が出てる~」

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ピットへ戻り原因を探っていると…ミッションマウントのスタッドボルト(赤矢印)が破断して前後にグラグラ、位置がずれてドライブシャフトのインボードも抜ける寸前で、グリスをまき散らしていました…。FK8は、ミッション4速ギヤの耐久性が低いんです。
今回はエンジン・ミッションが前後に揺れギヤの歯面を叩くのを予防する為、強化マウントを投入しましたが、そのマウントの強度に対し駆動トルクが上回りマウントの破断に至ったようです。

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マウント・ドライブシャフトの交換を終わらせ、走行再開させたいところですが、他の部分に原因が無いか?他にダメージを負っている箇所が無いか?を時間を掛けてしっかりとチェックする事にしました。

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各部点検した結果、問題箇所はミッションマウントのみでした。決勝前にトラブルが確認できて一安心。今後の製品開発につながる良い経験となりました。
最後にドライバーさんからの要望で、サスペンションセットを変更して、テスト初日は無事終了。翌日のテスト走行、予選に備えます。

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今年のサンダーヒルは例年に比べ暖かいですが、朝晩はやはり冷え込みます。

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メカニックサイドも前日のテスト結果から、今後のプランを再確認。
ちなみに、メカニックは「ℓ→GAL、N・m→lbf・ft、kPa→PSI、℃→℉」と慣れない単位に戸惑いつつも、換算表を見ながら作業に対応しました(笑)

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翌金曜日はテスト2日目と予選。
この日からサーキット入りするチームも多く、走行台数が増えてきました。前日のサスペンションのセット変更も良い方向へ変化しました。
決勝を想定したペースでのロングランも手ごたえ十分です。

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決勝レースのバックアップ用で、スペアのブレーキセットを作り保管しておきます。ブレーキラインに特殊な配管を仕込むことでフルードのエア抜きせずにキャリパー交換が可能なんですよ~!

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さて、テストに続いて行われた予選は、山田選手が担当し、クラス2位を獲得しました。

明日の決勝に向けてミーティング中ですね。

目指すはもちろん25時間をトラブル無く走りきりチェッカーフラッグを受ける事です。その為に何ができるか、様々な意見が飛び交っていました。

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いよいよ翌日の決勝レースに向け最終チェックです。
オイルラインの漏れ、各部の緩み、損傷状況、アライメントチェック、オイル交換など、多数のメニューをメカ毎に担当を決めて確実に消化していきます。

チーム全体で一人一人それぞれに与えられた仕事をしっかりとやりきる。「無事これ名馬」自然と結果はついてくるはずです。

車の準備は万端、決勝レースが楽しみだ~!!

 

決勝編はまた来週レポートしますねー!