今週は、キレイに維持されている、DC2型98スペックインテグラのリフレッシュ作業をレポートします。
エンジンオーバーホールと一緒に、エンジンルーム塗装もご依頼をいただきました。近年のタイプワンでは増えているメニューですね。
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まずはエンジンを素早く丁寧に降ろします。
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降ろしたエンジンルームはこんな感じ。全体的にキレイですが見えづらい隅の方は汚れや錆がありました。
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バンパー内側のレインホースやコアサポート周辺は、溶接部分がわずかに錆びている程度でした。この部分は、湿気や雨水などが溜まりやすいので、酷く腐食してしまう箇所でもあります。
見えないところなので気が付きにくいですが、きちんと処理します。
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エンジンが無いので中に入って、各部の配管やハーネスなどドンドン外していきます。
すると…
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赤↑ここにも錆を発見。クラッチマスターシリンダーからフルードが漏れて、塗装を侵してしまっています。これは、シリンダーを押すロッドの根元から漏れて伝っています。今回は塗装するので、錆の処理をして改善できます。
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エンジンルームが空っぽになった車体を板金塗装に出している間に、外した部品をチェックしたり、組付ける前にキレイに洗浄します。異常や不具合を発見しやすくする為にも大切なことです。傷んだボルトは新品に、樹脂部品なども廃版部品が増えていますが、変えられるものは新品に交換します。
後編では組付けパ-トをレポートします。