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作業前にわたしが10kmくらい試乗を行いクルマの状態を把握しました、

それを元にユーザー様と作業の方針を入念に打ち合わせを行い、

見積もりを作成します。

クルマは洗車して2階の作業スペースにリフティング、よいしょ。


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2階、2番の2柱リフトでお仕事開始、

作業の主な内容はモーターチェンジなので先にトランスミッションを降ろします。

奥では週末に開催の富士7時間レースに向けてレーシングカーの最終チェック、

リアバンパーとデフNo2を装着して作業は終了、7日水曜に積み込み搬送しました。


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で、ミッション降ろした時は「ここのスポンジ」は要交換ね、

俄然クルマが静かで上質になりますんで、よろしく哀愁~。


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「ぼろぼろ」に硬化しちゃった元スポンジ君を掃除機を使い吸い取り出して、

実は装着されてる部分の構造がミソで、防振、防音対策で壁が3重仕様なんですね。


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新品に交換後はこんな感じ、価格¥1,400円

注文はホンダパーツバンクにね。

    ↓

インシュレーター,チェンジレバー


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ミッションを降ろしたら次はエンジン抜き取りです。

安全と慎重に、週刊誌は文春、作業は丁寧に。


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降ろされたミッションのクラッチハウジング内、

少しオイリーなのはメインシャフトのシールからのオイル漏れでした。


IMGP7884のコピー


降ろしたエンジンのブロック後部を点検、

赤→ノックピン、 過去の作業ブログはこちら

青→クラッチスプライン部分は良く見ましょう。


コピー ~ IMGP7887


赤◎がレリーズベアリングASSY。


DSC03265のコピー


青→はレリーズベアリングのインナーリップがヨレて変形、グリス漏れしていました。


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交換したクラッチ系の部品群です。

注文はホンダパーツバンクにね。

   ↓

クラッチディスク、カバーセット

フライホイルはSPOON製です。

  ↓

FLY WHEEL


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写真右の旧エンジンから補機類を外して段つき加工を施してから洗浄、

新エンジンに点検しながら組み付けます。


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スロットルチャンバーの入り口部分の汚れは、、


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徹底除菌&洗浄で、、


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奥のおく、そんな細部までキレ~イに洗浄します。


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加工面はオイルストーンで面を出します。


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デリバリーにインジェクターを組み着け中ナウ。


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旧スロットルはボデーもバタフライも徹底洗浄します。


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キレイにスカッと仕上げます。


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テンショナーASSYを交換、


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アイドルプーリー交換、

注文はホンダパーツバンクにね。

  ↓

テンショナー、プーリー、ポンプ、ベルトキット 


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点火プラグ、4本で¥13,440円

プラグはSPOON製です。

  ↓

RACING PLUG #24


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10年で硬化した水パイプ、0-リング類も全交換します。

1台分オールInセット¥12,500円。

注文はホンダパーツバンクにね。

   ↓

ウォーターホース、O-リングキット


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エンジン台の上で淡々と組み付けられる補機類、

この行程が意外に工数がかかるんでがんス、

でも、あと少しで完成です。


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車体に積まれる新エンジン、搭載位置は1mmでも低く、奥へ、慎重に積み込みます。

エキマニやスロットルもただ装着するだけじゃなくて、

「より抵抗」の少ない位置を考える。

そんな作業の積み重ねが束ねられて大きな効果を生みます。

見た目が凄そうなパーツでクルマを速く良くする、

それもありでしょう、でも私たちはクルマを地道な積み重ねで

確実に「速く、強く」を提案したい。


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完成した後の試乗コースは潮風に吹かれながら江ノ島まで、びゅ~ン。

BGMはNEWエンジンの規則正しいハミングです、HondaS2000、

実に奥深いスポーツカー、本物の凄み、本当のクルマの妙味がありますね。


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試乗して各部を十分に馴染ませてから正確なアライメント調整です。

試乗前と後では無視できない差があるんですよ~。

作業の全費用は¥1,618,949円、

ご用命ありがとうございました。

 


Posted by  吉澤