手前が川崎No、奥側が群馬NoのDC2、2台ともミッションオーバーホールでのご入庫です。



ギアBOXを下す前に抜いたミッションオイルの量、コンデションともOK,

クラッチケース内は写真の様にオイル漏れの痕跡ナシです。

エンジン側に残るフライホイルの振れ、クランクのサイドスラスト量ともに計測、問題はありませんでした。



降ろしたレリーズの周辺はこんな感じ、

ベアリングは交換、アーム、ピポッドは点検して再使用です。



カバーを開けて各シャフトを取り外します。



写真のマグネットはミッションケースの底にレイアウトされ

オイル内の金属粉を吸着しています。



各ギア、シンクロ、スリーブはこんな感じ、特に3速のダメージが深いですね。



ファイナルギアの歯面は現像してクラックチェック、問題ありませんでした。



クリアランス値を診ながらシム厚違いを選んでデフのスラスト量を調整します。



作業を担当したメカの吉田君、何故だか満面の笑みです!



SPOONダンパーに純正スプリングを組み込むメカの塚越君、電動工具好き(笑)

DAMPER KIT[FIX TYPE]



作業の終了後は試乗してからアライメント調整を施して終了です。
作業のご用命ありがとうございました。