ゴールデンウィークが明けて、タイプワンは営業を再開しました。リフレッシュしたスタッフ一同元気いっぱいです!
今回はGEAR BOX担当の吉田がDIFF GEAR BOX ASSY with LSD KITの組み立て風景をレポートします。

DIFF GEAR BOX ASSY with LSD KIT

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DIFF GEAR BOX ASSY with LSD KITは、L.S.D KITとFINAL GEAR SET(4.4)をHONDA純正部品と合わせて組み上げます。

L.S.D KIT
FINAL GEAR SET(4.4)

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このギアボックスの特長は、ピニオンギアのプレロード調整に独自のディスタンスカラーを使用するところです。
純正ではプレロードの調整が容易なクラッシャブルタイプのディスタンスカラーを使用しますが、スポーツ走行や過走行でクリアランスが広がりプレロードが変化してしまいます。
SPOON SPORTSでは写真のようなカラーとシムを使用してプレロードを調整することで、高い耐久性によりクリアランス変化を減らし、均一なプレロードと適正な歯当たりを維持することが出来ます。

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そして、組み立ての一番の山場が歯当たりの調整です。
この工程は、エンジンやミッション、デフなど、組み物の中でも最も手の感覚に頼る部分が多く目視だけではなく手触りや、歯の当たる音を聞き、ピニオンギアの位置をシムで調整しながら合わせこみます。ベストの歯当たりになるように、組み込みと分解を繰り返し最適なシムを選定します。

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ピニオンギアのプレロードや各部のクリアランス、歯当たりを整えデフケースを被せたら、SPOON SPORTSプレートを付けて完成です。

TYPE ONEではオーバーホールの際にFINAL GEAR SET(4.4) + L.S.D KITはもちろん、FINAL GEAR SET(4.4) + 純正トルセンLSDなどお好みに合わせた仕様も可能です。

お気軽にご相談ください。