
Vol.1
事故車の善し悪し
私達は数多くの個体をみてきました。事故車が悪い訳ではないのです。
安価で安易に修理したり、荒く乗りっぱなしの、「荒れた」クルマが問題なのです。
マフラーの出口
マフラーの出口に油分の多いのはオイル消費が多い証拠。
ブローバイに注意する事でエンジンの状態が判定可能なのです。
隙間の差
トランクの付け根や隙間の差も注意深く観察。
もちろんボンネットのヒンジやキャッチも点検。
幌の開閉
ペダル、ステアリングコラム、パワーウインドー、
幌の開閉などガタが無くスムーズであること。
キー
メインーやドア、トランクなどキーで全て開閉してストロークに差が無い事に注意します。
スイッチパネル
ドアのヒンジのガタやスイッチパネルのハゲもご注意。
Vol.2
雰囲気?
良いクルマには良い雰囲気が在ります。
良い人や良い会社には独特なムード、空気が在るようにね!
雰囲気?でもどうすればその雰囲気を実際に感じ取ることができるのでしょうか?
確かに良いも悪いも数多くのクルマを見ることも大切なのでしょう。
そこでTYPEONEは考えました。
虎の巻的にこれと言うポイントを、S2000を例に紹介します。
ボディーは生きてる?
S2000はオープンボディーです。
幌のロックを外して少し隙間を開けてフロントガラスとの隙間を見ましょう。
このクリアランスが違うと問題あり。
「大丈夫、幌交換でOK~な中古車屋さんは×」、ロックの受け部の傷もジックリ見ましょ。
ドア開けて、閉めて、ロックして?
ドンと閉めて、優しく閉めて左右の音の差に注意です。
キーで開閉したフィールの差も注意します。
開け閉めしながらドアヒンジやラッチャ(受け部)を注意深く見ます。
ドアのココ(1枚目の写真参照)を手でしつこいくらい左右に滑らせて比較します。
トランクもカギと電動の両方で開閉して音と振動を感じましょう。
10万キロ走行でもSは新車と左程に音は変わりません。
ボデーと内装が大事、外は二の次。
交換が出来る箇所より交換が出来ない場所の選別が重要。
カーペットやトランクが濡れている車は絶対にダメ。濡れたベッドがマズいのと同じですね。
独特のカビ臭~い感じも絶対にアウトです。室内がサッパリしている事を最優先事項に。
シートは交換すればOKでも濡れた室内は腐りの基なのです。
走行中の車体からのキシミ音があるか?
ギシギシ車体からのきしみ音など俗に言う「低級音」は極低速(時速5km歩く速度)で
動かしてみることで聴き取り易くなります。少しの段差、前側、後ろ、片側だけなどを
乗り上げたり降りたりと繰り返して判断します。
車体に対して限定した部分を繰り返し入力する事でサスの動き、マウントの動き、
前後の差などが判断材料になります。オープン、クローズドの両方の差も参考に。
左右のフェンダーやラジエターサポートの色は?
ボンネットヒンジの周辺を良く観察します。
左右の仕上り差や取り付けボルトなどの色も注意深く見ます。
またボンネットの開く・閉る感も比較ししょう、リリースが自然か、閉める時の音も参考に。
走行距離とタイヤの減り具合の関係とは?
走行距離とタイヤの減り具合、製造年月日も見てみましょう。
ペダルも足元を覗いてガタの有無を「手で」触り見ましょう。
走行距離が少ないのに極端にタイヤの一部が偏摩耗の状態になっている場合はアライメント
(タイヤの取り付け角度)が狂っているだけなのか、あるいは事故で受けたダメージなどで
車体が歪んでしまったのかをどうして見極めるの・・?
事故車か否かの見極めは可能?不可能?
これは相当に難易度の高い判断が必要で普通の人には診断は不可能です。
事故歴が在れば事前に「キチン」と説明してどこに問題が在るのか説明してくれているのか?
価格と見合せて総合で判断することと同時に充分に試乗する事。
手放しでゆっくり加速しても直進する、軽い減速ブレーキングでもハンドルは取られない、
左右にステアリングを切っても同じ感触、などが目安で普通のクルマ同様に大事です。

